買っちゃったよ日記過去ログ
 
2003年5月1日〜5月31日分
 

2003.05.31 ノド痛いっーの

[CD]
ジム・オルーク『インシグニフィカンス』 レンタル
DABO『PLATINUM TONGUE』 レンタル
DJ クラッシュ『漸〜ZEN』 レンタル

 相変わらずノドが痛い痛い。あー。今日は、CDを借りてきました。

 ジム・オルークはシカゴ音響派のコンピレーションアルバムの中に入っていた作品は聴いたことがありましたが、フルアルバム作品を聴くのはこの『インシグニフィカンス』が初めてです。

 予想していたのとは全く違っていて意表を突かれました。ロックじゃないか!と。もっとプチプチピコピューン系の音かと思ってました。いや、予想とは全く逆方向でしたけどこう言うのは好きです。良いです。ギリギリの所で美しいメロディを破壊すると言った感じ。アコースティックにしても電気にしても、ギターの音が美しい。

 今度『ユリイカ』(『インシグニフィカンス』の前の作品)も借りてこよう。日本版CDの解説は佐々木敦でした。

 DABO『PLATINUM TONGUE』とDJ クラッシュ『漸〜ZEN』はどちらもヒップホップ系統のもの。これから聴きます。

 そろそろこのページにも「過去ログ」を作らなきゃ…面倒だわ。

ジム・オルークインタビュー http://media.hyperreal.org/zines/est/intervs/orourke.html

 

2003.05.30 マウス・オン・マーズ『ニウン・ニグン』

まだ、ノドが痛い。

Mouse on Mars『Niun Niggung』を聴く。それにしても、火星の鼠ってスゴイバンド名だなぁ…

 

2003.05.29 薗田憲一とデキシー・キングス

 薗田憲一とデキシー・キングス『パナマ』を聴く。貰ったレコード。

 デキシー・キングスの通り、ディキシーランドジャズのレコード。ディキシーランドジャズはほとんど存じませんのでこのレコードがどんなポジションにあるのかとかはよく分かりません。が、このバンドは、「日本を代表するディキシーランド・ジャズ・バンド」みたいです。現在でも現役で演奏活動をしているようです(薗田さん現在73歳)。『パナマ』は1971年に録音された作品です。

 明るい曲ばっかで聴いているだけで楽しい気分になってきます。

デキシー・キングスオフィシャル(?)HP http://www3.justnet.ne.jp/~pj2500/

 

2003.05.28 ノドが痛いのよ

 カーテンの間から射しこむ初夏の太陽と、小鳥たちのさえずりで目を覚ます。う、ノドが痛い。というわけで、朝起きたらノドが異様に痛かったのです。やはり昨日もなかをノドにつまらせたのが悪かったのだろうか…などと考えましたが、そんなワケはないでしょう。結局一日中ノドが痛かったです。風邪とか引かないようにせねば。

 ええと、今日聴いたのは、ボブ・ディラン『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』。「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」、「マギーズ・ファーム」、「ミスター・タンブリン・マン」などという有名曲を収録した、ディランの作品のなかでも、最も評価の高い作品の一つでしょう。

 と上記の有名曲も良いのだけれど、わたしのお気に入りは、「ラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット」。ってこれも有名か…。

 

2003.05.27 ブルーベリージャムの味

 もともと悪い食生活ですが、ここ最近いつにも増して最悪な食生活を送ってました。昼飯はだいたい牛丼(280円)かうどん(280円)かパン1・2個(80円〜240円)てな感じ。

 そのせいか、きょう歩いていたら突然全身から変な冷たい汗がじっとりと吹き出してきて、意志とは無関係に膝の関節が変な風に振動しだしました。ああ、これは絶対やばい、このままじゃ倒れちまうよ、と思ったので、すぐ近くのラーメン屋に駆け込みました。

 ざっとメニューを見渡し、最もパワー及びスタミナがつまってそうな、ニンニクとんこつラーメンセット(780円)を注文。5分程度でラーメンが出てきたのですが、これほどまでに5分間が長く感じられたことはありません。ラーメンを待ちながらも机に突っ伏して寝てしまいそうになりました。ああ、危ない危ない。

 ニンニクとんこつラーメンセット(780円)を、一週間ぶりにメシにありついた人がごとくがつがつと喰いました。半チャーハン、高菜漬け、ミニ杏仁豆腐と全てがこの世のモノとは思えないほどの味。しばし恍惚としてしまいました。特に杏仁豆腐の上に乗っかったブルーベリージャムの味。終生忘れることは無いでしょう。うまかったなぁ〜。

 ラーメン屋を恍惚の表情で出た私は、近くのコンビニによってもなか(50円)、ドーナッツ(80円)、あんぱん(100円)を購入。途中、もなかをノドにつまらせてむせる、というハプニングに遭いながらも、なんとか一気に平らげました。歩きながら。

 しかし、歩きながらもなかを喰うのはあまり良くありません。第一に、周りのパサパサした部分がノドにつまってむせります。第二に周りを歩くOLさん達にやや奇異の目で見られます。(オフィス街だったので)

 というわけで、昼飯代に1010円という空前絶後とも言える金額を浪費してしまったためにしばらくCDもレコードも買えそうにありません。あーあ。

 本日も、昨日に引き続き暗黒大陸じゃがたら「南蛮渡来」を聴いていました。

 

2003.05.26 日本人て暗いね

 

2003.05.25 モーニンググローリー

 朝起きたら頭が痛く、一日中偏頭痛は続きました。憂鬱な一日でした。

 久しぶりにオアシス『モーニング・グローリー』を聴きました。名曲と言われる「ワンダーウォール」「ロール・ウィズ・イット」の良さがわたしにはイマイチ分かりません。

 きょうネットで少し調べた結果、やっとノエルとリアム、どっちが兄で弟か知りました。オアシスと並んで論じられるブラーもそれほど良いとは思わないけれど、オアシスもやっぱりグッと来るものがないなぁーと思いました。

 でも「Don't Look Back in Anger」は良いメロディーだなぁ…とは思う。

 

2003.05.24 ジョンタマ

 結構ヒマな一日だったのでいろいろ聴いておりました。エルビス・プレスリーを聴いたり、アンダーワールド『BEAUCOUP FISH』を聴いたり。んで、エルヴィス聴いてたら突然ジョン・レノン『ジョンの魂』を聴きたくなりました。略してジョンタマ。

 CDをプレイヤーに入れ、プレイスイッチを押すと一曲目「マザー」のゴーンゴーンという鐘の音が鳴り響いて来ます。つづいてジョンの鋭いボーカル。曲が後半になるにつれて声のトーンは更に激しくなってきます。そして最後、

MAMA DON'T GO
DADDY GOME HOME

 をリピートしている部分は余りにも痛々しいです。

 わたしは、このアルバムを聴くたびにどうしても涙が出てきてしまうのです。特に「マザー」「ラブ」「ゴッド」あたりで。どうして彼はこれほどまでに苦しんだのか。うーむ。

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 きょうは氷結21というのを買って来ました。アルコール度数21度のリキュールだかなんかです。アミノサプリで割って飲んでます。ウマイ!

 

2003.05.23 フー

 今月も買いました「レコードコレクターズ」。というか数日前に買いました。特集記事はザ・フー。というわけで、きょうはザ・フーのベストアルバムを一日中聴いておりました。

 一日聴いていて思ったこと。フーは日本での人気がいまいちで、それは日本に来て公演しなかったからだ!とか言われている見たいですが、違うんじゃないか。フーという名前に問題があるのじゃないかと思いました。ザ・フーですからね。なんかこのしっかりしろよ!と言いたくなる不安定感。つかみ所の無いフニャフニャ感。だって口をとがらせて息を吹き出すだけですよ。ため息かっつーの。

 ビートルズ、レッド・ツェペリン、ローリング・ストーンズ、ディープ・パープル、ブラック・サバス、と来てフー。なんだこの気の抜けたビールの様な名前は!バカにするんじゃない!と日本人に思われても仕方がないんじゃないかと思いました。

 何回聴いてもどうもしっくり来ませんね。フー。(名前が)

 

2003.05.22 リニューアルですよ

 ええっと、サイトを全面的にリニューアルして、サイト名も変更いたしました。サイト名は「買っちゃったよ日記」になります。これからもどうぞよろしくおねがいいしたます。

 ああ、それにしても今日は一日暖かかったですね。笑っていいともでタモリ氏が今日は26度になるらしーですよ、といっていた記憶があります。

  そいえば、5月13日に「90才になってもやっている可能性のある人を考えてみたのですが、ボブ・ディランしか考えられないでしょう」と書きましたが、ボブ・ディランはなんかのインタビューで「90才になってもわたしはどこかの舞台でライブをやっているでしょう」と答えてることが判明!いやー!ビックリ!

 今日はニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンドを聴いたり、マイルス・ディビス『DOO-BOP』を聴いたりしています。それにしてもマイルス・ディビスはなんて格好いいんだろう。

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 いま現在夜中の二時で御座います。わたしは、冷凍庫にいれてあるウオッカ(ギルビー)+冷蔵庫の生茶のブレンドをノドに流し込みつつ書いています。ここ一ヶ月ほど、焼酎(いいちこ)+生茶の組み合わせで飲むことが多かったのですが、ウオッカの方がサッパリしてスゥーとノドに入っていっていい感じです。癖がないですね。 

 やっぱりアルコールが適度に入っていると筆も進む、というかキーボードを叩く指も軽快、弾むようになって実によろしい。胃の底辺りがポッカポッカと暖かくなってきたのでそろそろ布団に入り込むことにします。おやすみなさい。

 

2003.05.20 メシ喰うな!

[CD]
ニュー・オーダー『ザ・ベスト・オブ・ニュー・オーダー』 100円
クーラ・シェイカー『K』 100円

どちらも日本盤で、古本屋の片隅にあった100円CDコーナーで購入。それにしても安い!

ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンドを聴いています。どうしても微妙な英語の発音が気になってしまうのです。ワンツーワンツーとか、キーピノン、キーピノンとか。でも、やっぱええなぁ。

あとINU『メシ喰うな!』

俺の存在を頭から打ち消してくれ
俺の存在を頭から否定してくれ (「メシ喰うな」)

芥川賞作家の町田康より町田町蔵の方が好きです。

 

2003.05.18 中村とうよう

 古本屋で1989年発刊の『ミュージック・マガジン』が大量に売っていました。5月号がなかなか面白そうだったので買いました。中村とうようによるインタビュー記事が2つのっていて、一つはパブリック・エネミーのチャック・D。もうひとつがエンヤ。

 エンヤのインタビューは音楽についての話は大して面白くも無かったのですが、ゲール語についての話が興味深いものでした。中村とうようが、なんだか知らないけれどもやたらとゲール語についてしつこく質問していました。それが良かった。

 パブリック・エネミーのチャック・Dのインタビューもなかなか興味深いものでした。

 えっと、この数日間、INU『メシ喰うな!』ボブ・ディラン『血の轍』、などを聴いてました。チャック・Dのインタビューについてや、ヒップ・ホップとボブ・ディランの共通項について、いろいろ考えたことがあるので書こうと思ったのですが、どうも頭がぼぉーっとしていて文字がサッパリ浮かばないので寝ます。ああ、おやすみなさい。

 下のURLは中村とうようについて調べてて発見したどっかの大学教授の書いた文です。戦後ポピュラー音楽批評史を中村とうようを基点にして探る、みたいな感じの記事です。

http://www.daito.ac.jp/~akirashi/essay04.html

 「日本のロック・ジャーナリズムは戦後の文芸批評や文明批評をモデルとしながら、その時代的なバリエーションとして存在意義を主張してきた、という特質である。もっといえば、かつて若者たちは文学を読み、文芸批評を求めた。七〇年代以降の若者たちは文学を捨ててロックを聴き、ロック批評を求めた。そしてゲーム・カルチャーが進展するにつれ、ロックとロック批評は危機に瀕するようになった。」

という結論。

 

2003.05.13 90才のロック

 そいえば昨日か一昨日のワイドショーを見ていたら森繁久彌が90才になったかとかで出ていました。ロックミュージシャンで90才になってもやっている可能性のある人を考えてみたのですが、ボブ・ディランしか考えられないでしょう。

 他にキャリアが長くガンガンに活躍中といえば、ローリング・ストーンズがありますが、ローリング・ストーンズはミック・ジャガーの腰が動かなくなりそうだし、リース・リチャーズは若い頃やってたドラッグがじわじわ効いてきて、ボケたりしそうだから、まず無理。

 となると、やっぱボブ・ディランです。かつてドラッグが蔓延してジミ・ヘンドリックスが死に、ストーンズがメチャメチャになったときもディランは健康だったので健康管理は意外とバッチリぽいです。また、ジョージ・ハリソンがインドーとか言ってた時も、ジョンがヨーコーとか言ってた時もディランは音楽一本だったわけで、やる気も意外とガンガンにあるっぽいです。

 というわけで、わたしは90になったディランのライブが見たい。周りには80才から90才の人がゴロゴロいて、60才なんかだと「お若いですなぁ〜」なんて言われてしまうライブ会場。いいなぁ〜老人ホームみたいで。盛り上がってくると入れ歯が飛び出しちゃったりするライブ会場。いいなぁ〜ホラー映画みたいだ。

 ボブ・ディラン以外にがんばってくれそうとしたら、ポール・マッカートニーくらいでしょうか。彼はかなりしぶとそうで、金も腐るほどあるのであの手この手を使って長生きしそうです。よく分からないクローン技術とか遺伝子なんたらとか。

 

2003.05.12 ニルヴァーナ

 久方ぶりにニルヴァーナ『ネヴァーマインド』を聞きました。このアルバムは中学生の時に初めて聞いて以来、わたしが聞いた回数ランキングベスト5ぐらいに入るアルバムですが、やっぱり何度きいても良いなぁ、と思ってしまいます。夜中に聞いて暴れて、じっとりと汗を背中にかきました。

 とくに、「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」のイントロ、「リチウム」の気だるさと激しさの同居するヴォーカル、「ラウンジ・アクト」のネットリしたヴォーカルと湿ったギターの音色が素晴らしい。いや、ほかの曲もみんな素晴らしい。

 

2003.05.11 古本屋の不可思議な価格設定

[CD]
マニック・ストリート・プリーチャーズ『ノウ・ユア・エネミー』 680円
ビョーク『セルマソングス』 500円

 古本屋というのは片隅でひっそりとCDを売っていることが多いですが、値段設定が微妙です。輸入盤で1700円とかするのがあって、「こんなの新品で買ってももっとやすいっつーの」と言いたくなるようなのもあれば、結構ナイスなアイテムがナイスな価格で売ってたりもします。というわけで、古本屋でのCD探しというのは、意外と安いものがあったりするので、ワクワクします。

 本日は古本屋にてCDを二つ買いました。マニック・ストリート・プリーチャーズ『ノウ・ユア・エネミー』とビョーク『セルマソングス』。マニックスの方は輸入盤。まあ、多分、損はしてない値段かと。XTC『ブラックシー』も680円で売ってて、「安いっ!」と思ったのですが、ジャケットがボロボロだったので買うのは止めました。

 んで、マニックスを聞いてたのですが、なかなか良いと思ったものの、ビビビと来まくりって感じではなかったです。マニックスを聞いた後、リトル・フィートを聞いたのですが、やっぱりリトル・フィートの方がいいなぁ(うっとり)

 

2003.05.10 なんだか頭痛

 なんだか頭が痛いので、ああ、これは頭をリラックスさせれば良くなるかも!と思い、R.E.M『リヴィール』を聞きました。いっこうに頭痛は収まる気配がありません。じゃあ、頭をガツンとシャキッとさせれば良くなるかも!と思い、リンプ・ビズキット『チョコレート(以下略)』を聞いています、いま。いまは、夜の3時15分。ああ、そうだ、頭が痛いのは睡眠不足なんだ!と気づきました。

 発売当時、ああ全然ダメだなぁ、と思っていたリンプ・ビズキット『チョコレート(以下略)』ですが、こうやって久しぶりに聞いてみたらそれほど悪くないかも〜とおもった夜でした。なんだかディスプレイが霞んで見えてきたので、寝ます。

 

2003.05.09 ヒマな一日

 レッド・ツェッペリン『Houses of the Holy』、ボブ・ディラン『Bringing It All Back Home』などを聞いたりしながら一日が終わりました。強烈にヒマな一日でした。なぜか睡眠不足気味。

 

2003.05.08 ディランのブート

[CD]
ボブ・ディラン『フォレスト・シティー・ナイト』 600円

 ボブ・ディラン『Forest City Night』は二枚組のブートCD。レーベル面に「Promotion Only Not For Sale」って書いてあります。ブートは普通は買わないのですが、600円で安かったので買ってしまいました。

 1997年2月24日、札幌厚生年金会館でのライブを収録したもの。音はブートにしてはそれほど悪くはない感じ。

 「Tangled Up In Blue」が「Tangled Up In Blues」になってたり、「Simple Twist of Fate」が「Simple Twist」になっていたりと曲名の間違いがやたらと多い。

 

2003.05.07 レコード買った

 

2003.05.06 てんとう虫のサンバ

[CD]
レモンベイビーズ『poeck it!』 500円
パブリック・エネミー『APOCALYPSE 91 ...THE ENEMY STRIKES BLACK』 500円

[レコード]
ボブ・スキャッグス『スロー・ダンサー』 0円
チェリッシュ『チェリッシュ・スーパー・デラックス』 0円

あ〜なたとわたしが 夢の国♪
森の小さな教会で〜♪
結婚式を挙げました♪

というわけで、きょうはCD二枚とレコード二枚をゲットしました。今月最初の収穫です。レコードはなんとタダ!!タダ!!タダ!!ハッピーです。

えっと、チェリッシュを今聞いているのですが、いいですなぁ、「てんとう虫のサンバ」。結婚式気分です。この曲、作詞はさいとう大三という方だそうです。この曲に限らず他の曲もみんな良い歌詞です。

ま〜あるい まあるい お月さま♪
愛の光でほほえんで♪
森の月夜はふけました♪

このアルバム、ネットで調べたところ1973年6月25日のリリースだそうです。ちょうど30年前。エッチャン(女性の方の愛称)とジョン(男性の方の愛称)のイラストとか若々しい水着の写真が載っていてなかなか面白いです。この写真を見ながらオフィシャルHPの写真と見比べるのもまた一興です。

それにしても「まぼろしの翼と共に」の歌詞の暗いこと!!

もういやだ こんな世界は♪
もう二度と 見たくない♪

チェリッシュオフィシャルHP http://homepage2.nifty.com/CHERISH/index.html

 

2003.05.05 秋田昌美とメルツバウ

 まだまだ聞いてますボブ・ディラン『MTVアンプラグド』

 えっと、きょうは古びた古本屋で秋田昌美『アナル・バロック』って本を買ってきました。300円。秋田昌美の本はずっと欲しかったので、ずいぶん安く手に入れられてハッピーです。本はヨーロッパと日本のスカトロジー文化について書いた本で、そこそこ学術的な感じです。きっとエロいのを期待して買ったけど全然ちがくてガッカリ、てな具合で売ってしまったのでしょう、ほとんど新品みたいな綺麗さでした。

 秋田昌美というのは知っている人は知っている世界的ノイズアーティスト、メルツバウ(MERZBAU)の中心人物。というかメルツバウ=秋田昌美という感じみたいです。大量のCDをリリースし、メルツボックス(MERZBOX)なるCD50枚組も発売しているそうです。なんとアマゾンで8万円。うへー。

 以前、ノイズミュージックに興味を持った時に少々調べて、メルツバウのCDも買いました。んで、全然ビビビと来るモノがなくてそのままと言った感じでした。で、また聞いていたのですがやっぱり全然ビビビと来るモノがありませんでした。メルツバウの音楽はわたしにとってはただ退屈なだけでしたが、本の方はかなり面白そうです。

 メルツバウで検索したところ、CD50枚組のメルツボックスを購入した方のサイトを発見。

http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Drum/1400/mz/mzt.html

 いろんな人がいるモンだ。

*追加

http://www.geocities.co.jp/MusicHall/9583/jpeg/rina056.jpg

上はメルツバウのCD持つ内山理名の画像。内山理名はメルツバウのファンなのか?メルツボックスとか買ってたら面白いなぁ〜。

 

2003.05.04 ゆらゆら帝国で考え中

 ゆらゆら帝国『ゆらゆら帝国V』を聞いてました。

「頭異常無い あの子鳥っぽい あの子とうとう飛ぶかも」(「頭異常なし」)

「だいたい夜はひとりでウチん中でろくでもない事考えてるあいだに終わっちゃうねぇ」(「ゆらゆら帝国で考え中」)

「砂混じりのツバをぺっ」(「砂のお城」)

 一日中、暑苦しくて、昼過ぎから頭が痛くなってきました。いまも痛いのでもう寝ます。最近リネージュやる暇がありません。どうにかしている。

 

2003.05.03 ディランとナンバーガール

 ボブ・ディラン『MTVアンプラグド』をまだ聞いてます。あと、ナンバーガール聞いてました。

 あ〜ローリングサンダーレビュー欲しー。DVD付きのヤツー。

 

2003.05.02 ヤツラはイヤな性格だったのだ

 ボブ・ディラン『MTVアンプラグド』を買ってから毎日聞いています。素晴らしい。というわけで、他にCDも聞いていないので読んだ本の話でもします。

 今日、講談社学術文庫で発売されたばかりのポール・ジョンソン『インテレクチュアルズ』という本を読んだのですが、これが大変おもしろい本でした(まだ半分しか読んでないけど)。ルソー、マルクス、イプセン、トルストイ、ヘミングウェイ、ラッセル、サルトルの「思想・言説と実生活のギャップを白日の下に曝す」という趣旨の本です。

 濃紺の背表紙がカッコイイ講談社学術文庫の本は、ガッチリ字が組まれていて、内容も難解で、読む気が失せる本が多いのですが、この本は実にすらすら読めました。

 特におもしろかったのが、下半身関係の話題でした。ルソーが、露出狂のマゾだったこと。「彼女たちの目の前で(下半身を)見せるときのばかな喜びは筆舌に尽くしがたい」と語っていること。わざと悪いことをして牧師の妹に尻を叩かれたことが快感だったとか、マスターベーションを最初やっていたが後にセックスの快感を覚えて止めた。でも後年、手っ取り早くていいからという理由でマスターベーション生活に戻ったとか。

 トルストイも81才までセックス無しには生きられないほど性欲抜群だったらしい。サルトルとボーヴォワールの関係もおもしろく描かれてました。とにかく抜群におもしろい本でした。

 

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