ビートニク/Beatnik
監督:チャック・ワークマン、フィリップ・グラス
出演:ジョニー・デップ、デニス・ホッパー
 
 
 ドキュメンタリー映画だなこれは。ビートジェネレイション、ヒッピー文化、アメリカ文化などに興味があるとすんごくおもしろい。90分弱の時間のなかでいろいろな映像といろいろな音楽が入り乱れて「ビートニク」を語る。ビートだからケルアック、ギンズバーグ、バロウズは当然としてとにかくいろいろな人と音がでてきておもしろい。アメリカ50、60年代の博物館のようなかんじだ。
 分かった範囲でざっとのあげると音楽関係ではローリング・ストーンズ、ボブ・ディランのKnockin' On Heaven's Door(ディランはやっぱりかっこいい)、ステッペンウルフのBorn to be Wild(これは絶対出てくるとおもったけど・・・)、バッハの無伴奏チェロ組曲(これはいいなぁ)、チャールズ・ミンガス、チャーリー・パーカー、ジョン・ケージ、フィリップ・グラスなどなど、美術ではロバート・マザウェル、デュシャン、ポロック、などなど、映画では「カッコーの巣の上で」、ジェームス・ディーン、「イージー・ライダー」など、そのほかにはLSDでハーバードをクビになったティモシー・リアリー(やっぱりこの人はくるっとる!)、ブコウスキー、「カッコー・・」の原作で最近死んだケン・キージー(なんか普通のおっさんだな)、ポール・ボウルズ、それにジョニー・デップ、デニス・ホッパー、ジョン・タトゥーロによるビート世代の作品の暗唱など。
 うーむ、カットアップ。
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